クソニート牧場の日記

37歳のクソニートが新たな道を模索しています

泳げないライフセーバー

俺の交友関係には色々とヤバイ(反社会的という意味ではなく)人が多いのだが、これは高校の後輩女性の話

最近スポーツジムで水泳を教えているというその女性

その話を聞きながら、ふとあることに気付いた


俺「あれ?確か前泳げないって言ってなかったっけ?」


後輩「ええ、泳げないですよ」



泳げないのに水泳を教えているとはどういうことなのか?



聞いてみると、幼児教室で凄く浅いプールで教えているのだという

後輩「泳ぐの教えるのは無理ですけど、水中で目を開ける練習とかなんで大丈夫ですよ」



後輩「まあ私は目開けられないですけどw」



自分は出来ないくせに、幼児には「頑張れ〜」とか励ましながら教えてるのだという




完全に詐欺である




その話を聞きながら、俺は更にあることに気付いた

俺「あれ?でもライフセーバーの免許持ってなかったっけ?」

そうなのだ、彼女はそれ系の特殊な専門学校卒で、ライフセーバーの免許と救急救命士の資格を持っているのだ

俺「ライフセーバーの資格取るには泳げなきゃダメなんじゃないの?まさか泳げなくても取れるの?」

そう聞いてみると、驚愕の事実が判明した

彼女は、正確には泳げないというか、泳いでる時に息継ぎが出来ないらしい

泳いでる時に息継ぎをしようとすると、水が鼻や口に入ってしまってパニックになるという

確かに、息継ぎが出来ないのでは「泳げる」とはちょっと言えないかもしれない

そして、やはりライフセーバーの資格を取るためには泳げなければダメで、25mプールを泳ぎきらなくてはいけないらしい




後輩「だから、ライフセーバーのテストの時は、25mプールを息継ぎなしで泳いだんですよwww」




……自分が岸から25m離れた海で溺れていると考えてみよう



息継ぎなしで25mを泳いで颯爽とこっちに向かってくるライフセーバー



しかし、こっちにたどり着くと溺れている自分にしがみつき



「ハヒィィィ!!ハヒィィィ!!だっ、ハァ!!ハァ!!…………大丈夫ですか?ハヒィィィハヒィ!!」



こんな奴には絶対に助けられたくないし、そもそも助けるのは不可能である



俺「お前息継ぎ出来ないのに、ライフセーバーやってて溺れた人いたらどうするんだよ!!」

と俺が言うと




「近くにいる人に助けを呼びに行きます!!」




と、自信満々に答えていたが




そんなことは俺でも出来るわ!!




口論になって、最終的には浮き輪で助けに行くと言い出したので、頭が痛くなってきてこの話は打ち切りにしてしまった……

という訳で、皆さんもライフセーバーだからといって、安易に泳げる人だと思わないように

そして、次からのライフセーバーのテストは、息継ぎしないとどうにもならない50m以上で行って頂きたいものである



追記(本文を書いた後に調べたが、ライフセーバーは50m以上泳ぐとか、立ち泳ぎ2分とか色々やれないとダメみたいである。俺もだいぶ前に聞いた話なので、このブログは話半分でお願いしたい……)



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